ゆいぽーと滞在アーティストのタチアナ・プロイスさん（ドイツ出身）は、個人での活動だけでなく、他のアーティストとのコラボレーションにも関心があります。2012年から移動可能なプロジェクト・スペース「ミセモノ屋台」を始め、移動性とアートを人々に届けることをテーマに日本各地の様々な場所でプロジェクトを展開してきました。
昨年の秋に来日したタチアナさんは、北九州、糸島（福岡）、そしてゆいぽーと（新潟）を訪れ、それぞれの地元アーティストたちに参加を呼びかけて「ミセモノ屋台」とその周辺で新たな展示やイベントを展開します。
「ミセモノ屋台」を囲んで、楽しいひと時を過ごしましょう！

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ミセモノ屋台は、現代アートのための移動式プロジェクト・スペースです。アーティストが運営する非商業的なスペースであり、商業的な配慮や伝統的なギャラリーのルールから解き放たれた、芸術的な自己組織化、集団的で参加型の芸術創造のための場です。移動可能なプラットフォームである屋台は、地域のアート機関と連携して屋内で展示することも、公共スペースで屋外展示することも可能で、普段は現代アートに接することのない地域社会を巻き込むことができます。このプロジェクトの目的は、異なる文化的、社会経済的背景を持つ人々との対話を始め、芸術機関の貴重な活動をより多くの人々に知ってもらうこと、そしてもちろん、日本とドイツのアートシーンの草の根レベルでの交流を促進することです。

2023年の秋から2024年の冬にかけて、「ミセモノ屋台」は、ベルリン在住のアーティスト、タチアナ・プロイスとともに西日本エリアと中部エリアを訪れています。彼女は屋台での新しい展覧会や屋台周辺のイベントを展開するため、国内外のアーティストと出会い、協力してきました。このプロジェクトは今年の夏、ドイツのベルリンで展示される予定です。

新潟市のゆいぽーとでのアーティスト・イン・レジデンスの一環として、タチアナは施設の工房・ギャラリーで一日限りのワーク・イン・プログレス展示イベントを開催します。

屋台の屋外展示が可能になる気候を前に、来館者はベルリンのプロジェクトスペース「stay hungry」によるモバイルメニュー #18の屋内ピクニックに招待されます。
（協力：yoyo.＜mountain△grocery＞）

また、滞在中のパスパルトゥー・デュオ（ニコレッタ・ファバーリとクリストファー・サルビート）が、滞在制作中に開発した楽器を使ったサウンドパフォーマンスを披露します。

協力：真武真喜子（Operation Table／QMAC（北九州））、Studio Kura（糸島／福岡）、ゆいぽーと

参加アーティスト：天野百恵、イダー・シモーン、飯塚純、渭東節江、亀川 豊未、アンナゾフィー・レヴェレンズ、ヤック・ピータース、ミスティ・スクリンジアー、マリサ・セギン、鈴木淳、シャーロット・ホワイトサイド、他

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オープンスタジオ「どこでもミセモノ」
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日程｜2024年1月27日(土)　15:00～※終了時間未定（時間内出入り自由）
場所｜ゆいぽーと　工房・ギャラリー（1階）
対象｜どなたでも
入場料｜無料