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アーティスト・イン・レジデンス

里潟プロジェクト協働制作|AIRアーティスト:おーなりりゅうじ

メイン写真:里潟プロジェクト協働制作|AIRアーティスト:おーなりりゅうじ
開催日
2022-10-14(金)〜2022-11-13(日)
場 所
1F 工房・ギャラリー2
添付資料
関連ページ
【里潟プロジェクト】
新潟の「潟」は、かつて人々の様々な営みによって多様な生物を育み、潟の環境維持にもつながり、住民の大切な暮らしの中心である「里潟」でした。里潟は自然と人とが相互に関わり合いながら持続的に存在する自然空間であり、文化空間でもあります。しかし、現在は生活様式や産業構造の変化に伴い、人々の生活から離れてきてしまい、そこには人が出したゴミが増えてきているといいます。人間の働きかけを通じて、里潟の環境は形成され、維持されるものであり、また人間もその恩恵を様々な観点から受けています。この豊かな里潟文化を守り、後世へ継承していくためには、アートの視点からどのような働きかけができるのでしょうか。その歴史の変遷とともに人がゴミとして放置したものを “うるし” で塗り固めることで、一つのアートピースとして価値を再構築し、地域の人々に里潟環境の意識啓発を図ります。

【拾い集めてきたゴミを使って、みんなで協力して継いだり塗ったりしてみませんか。】
うるしには金継ぎという、壊れたモノを継いで修復することで、そのモノの新たな美を見出すという文化があります。
みなさんと一緒に集めてきた「モノとモノ」を継いで、それぞれのアートピースをつくりあげます。それらをひとつに合わせて協働作品にすることで、様々な人々が関わる里潟のように、この土地にも「カタとヒト」「ヒトとヒト」を継ぐ、新たなコミュニティが形成されることを目指します。行動や創作を通して、モノの価値が” うるし” という媒介によって再定義されるということを子ども達や地域住民の方に、実際に肌で感じてもらえるような協働制作をしたいと思っています。
このプロジェクトがみなさんにとって地域環境に関心を寄せるきっかけとなり、今後、この地元の類まれな自然・文化空間を誇りに思えるように、個々の行動や考え方の視点を変えて、大切な里潟を守る行動をする第一歩となることを目指しています。
実施期間:2022 年10 月14 日( 金)~11 月13 日( 日) までの間、9 時~17 時まで
※参加希望日前日17時までに申込フォーム(上記「関連ページを表示」)よりお申し込みください。
※お休み日:10 月17 日・24 日・29 日・30 日/11月3日(※随時更新)

持ち物:汚れても良い服装(※うるし塗り体験をご希望の方は、肌の露出しない服装、着替え)

作業内容:・潟で拾ってきたゴミをきれいにする
     ・うるしで塗る
     ・うるしや接着剤で継ぐ(つなげる) など

※うるしを扱う作業はかぶれる恐れがあるため、留意事項をご確認のうえ、参加同意書をご提出いただいた方のみ行っていただくことができます。留意事項は上部にある「添付資料」のリンクよりご確認ください。
※人数によっては制限させていただくことがあります。(特にうるしを扱う作業はアーティストやスタッフの目の届く少人数で行っていただきます。)
写真3:里潟プロジェクト協働制作|AIRアーティスト:おーなりりゅうじ
<アーティスト・プロフィール>
おーなりりゅうじ
(ゆいぽーとアーティスト・イン・レジデンス「招聘プログラム2022秋季」滞在アーティスト
大学で海洋生物学を専攻後、フランス滞在の経験が転機となり、自然への深い関心から“うるし” という素材に魅了され、その特性に向き合った作品を創作している。“うるし” の硬化する化学反応に注目し、これを媒体に自然と人との間を繋ぐ相互反応に関した表現の探究をしている。その創作へのプロセスは様々な技術を基礎として、“うるし” という素材を多様化させ、自然の中の儚くも美しいその一瞬を切り取る表現を目指している。
9 月~ 11 月の3 ヶ月、ゆいぽーとで滞在制作(アーティスト・イン・レジデンス)を行っている。
LINE@ID:iiq2166d
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